正社員になるメリット
安定して働ける
正社員と非正規雇用では、どのようなことに違いがでてくるのでしょうか。登用の制度を活かして、非正規雇用から正社員となる上で、正社員として働くことのメリットから見ていきましょう。
正社員として働ければ労働基準法により守られるため、やむを得ない会社の事情を除けば、短期間で解雇されることは原則ありません。定年で退職するまで安定して働くことができます。さらに、任される仕事も多くなり、交流関係も広くなるでしょう。様々な人と接することによって人脈も厚くなっていき、人間関係に関しても安定してくることでしょう。さらに転勤や出張などの機会によって、全国各地で人間関係を広げることができ、安定した人脈を得ることができます。
待遇が良くなる場合がある
アルバイトやパートでは、給料を時給などで換算されますが、正社員は原則固定の月給で支払われますので、毎月安定した額がもらえます。そのため、安心して生活ができます。そして、正社員として働くほとんどの場合、夏季・冬季に特別手当が支給されます。社会保険もあるため、病気になった場合や老後の生活についても手厚い保障が付いています。
勤務年数が上がるにつれてキャリアを積み、それによって給料や特別手当が上がることもあります。非正規雇用より正社員は、上司から認められやすく、キャリアを積みやすい傾向にあります。キャリアを積んでいくと、部長や課長、もっと上の地位への昇進も期待できます。その分、他の社員達の面倒を見ることになるかもしれません。企業にもよりますが、将来に向けて財形貯蓄などの制度が整っている場合は、万が一の時のための生活の保障もあるのです。そして、雇用保険の加入も義務付けられていますので、職を失った時のための保証も備えられています。
スキルアップしやすい
正社員は、研修会・勉強会に参加してスキルアップができます。企業は人件費の内、8割は給料、残りの2割は社会保険料・福利厚生・教育訓練のために使っているのです。スキルアップをしていく際、自分の力だけでは金銭面、時間面においても難しいですが、正社員であれば、企業のサポートのもとで行なうことができます。スキルアップのしやすさも正社員になる大きなメリットのひとつと言えるでしょう。
社会的信用が厚い
住宅や自動車など高額な買い物の際、ローンを組むことがあります。非正規雇用の場合、ローンの審査に落ちてしまう場合があります。正社員の場合は、安定した収入があると考えられるため、ローン審査に通りやすいなど、社会的信用があります。転職の際にも、正社員と非正規雇用では、働いていた期間や仕事の内容も同じなのに差を付けられることもあります。正社員以外は、キャリアとして取り扱われない場合も多々あるのです。
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